年末調整と確定申告を両方行う場合の注意点
年末調整と確定申告を両方行う人は、所得の種類に応じて書類を使い分ける必要があります。
確定申告には、「申告書A」と「申告書B」の2種類があります。申告書Aは、所得が給与所得や雑所得(副業など)、公的年金のみの場合に使用できます。申告書Bは、所得の種類に関係なく誰でも使用できます。
給与所得がある会社員の場合は、簡易的で内容が少ない「申告書A」を使用して申告するケースが多いです。
とはいえ、申告書Bの方が申告書Aよりも項目が多く、どの所得にも対応できるため、あなたの所得の状況に応じて使用する申告書を選びましょう。
また、確定申告を行う場合は、本年中の収入金額や所得金額などを記載する必要があります。
それらは全て「源泉徴収票」に記載されているため、勤務先から受け取った源泉徴収票は、失くさないように保管しておきましょう。