年末調整と確定申告の違い
年末調整と確定申告は、どちらも本年中に稼いだ所得から「所得税を確定」させる目的で行われています。
一方で、所得税を確定させる目的は同じでも、手続き方法や対象者、納付期限などは異なります。
年末調整と確定申告の違いは下記のとおりです。
年末調整は、会社から給与支払を受けている人全員が対象です。
基本的には、11月頃に年末調整の必要書類が配布され始め、会社が定めた期限までに書類を記入し提出します。
一方で確定申告の場合は、個人事業主や副業で収入を得ている人、年金受給者などが対象です。
また、年末調整では申告できない控除もあるため、該当する控除を受けたい場合も確定申告を行う必要があります。
手続きは「自分で行う」必要があるため、提出期限である翌年3月15日までに提出できるように準備しておきましょう。