老後は公的年金に期待できないとなんとなく感じている方が多いかもしれません。

現在の年金受給者の公的年金支給額は2021年度に比べて0.4%引き下げられ、今の勤労世代が公的年金を受け取るときには、さらに年金額が引き下げられる可能性は十分にあります。

出所:日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」

では、現役世代の年収がどのように公的年金に反映するのか、きちんと把握していない方は多いと思います。

そこで今回は、老後の収入の軸となる「厚生年金」に焦点を当て、現在厚生年金を30万円もらっている高額受給者の現役の頃の給料についてみていきたいと思います。

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