コロナ禍の影響もあり、普段の買い物やレジャー、そして公共料金引き落としや税金などの支払い手段にも、クレジットカード決済が普及しています。
クレジットカードが「お財布代わり」さらには「家計簿代わり」にもなる時代。上手に活用することで、家計の見える化にも繋がり、日ごろの出費に対する意識も高まるのではないでしょうか。
ライフスタイルに合う1枚を見つけ、ポイントを上手に貯めていければ理想的です。
今回は、楽天カードマンのCMでもお馴染みの「楽天カード」のメリット・デメリットについて解説します。
楽天カードを持つと得する8つのメリット、そして、ご注意いただきたい点3つについても触れていきます。
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1. 楽天カードの得する「8つのメリット」
それでは早速、「楽天カード」の8大メリットをご紹介していきます。
1.1 メリット1:ポイント還元率が高い
楽天カードは、ポイント還元率が非常に高いことが最大のメリットです。
基本の還元率は1.0%ですが、楽天市場ではいつでも3.0%以上のポイント還元を受けることができます。
また、独自のポイントプログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」では、最大15倍のポイント還元を楽天市場のショッピングで受けられます(※対象サービスごとに達成条件あり)。
そのため、楽天カードは基本還元率・優待還元率ともに、とても高くなるのが特徴です。
1.2 メリット2:ポイントの有効期限が実質無期限
楽天カードの貯まったポイントは、有効期限としては1年と短めです。
しかし、ポイントが付与されるたび、有効期限が1年延長されるので、使い続ける限り、実質ポイント有効期限は無期限で使うことができます(※後述・期間限定ポイントの獲得は期限延長の対象外)。
「ポイントをしっかり貯めて、高額な買い物や旅行費用に使いたい!」そんな人であれば、ポイント失効を気にする必要がない点は嬉しいですね。
1.3 メリット3:提携店が多い
楽天カードは、提携店のネットワークが広いこともメリットの1つ。
楽天カードは、楽天グループとして様々なサービスを展開しているため、連携できるサービスが豊富で便利です。
また、街中のお買い物でも、「楽天ポイント」提携店が非常に多く、提示だけでもポイントが付与され、現金の代わりにポイントで支払うことも可能です(※一部対応していないお店もあります)。
提携店は、コンビニやガソリンスタンド、レストランなどを始め、さまざまなジャンルで展開されています。
日ごろの暮らしでお得に、かつ便利に使うことができるシーンが多ければ、大きなメリットといえますね。
1.4 メリット4:海外旅行傷害保険が付帯
楽天カードには、海外旅行時に補償される傷害保険も無料付帯
年会費無料ながら、付帯保険があるのは嬉しい点です。
海外旅行に行く機会が多いユーザーにとっては、魅力的な特典といえます。
補償金額は最高2000万円となっています。
1.5 メリット5:楽天ペイとの連携でさらにお得
楽天カードでは、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」と連携して使うことで、さらにお得に使えるメリットがあります。
楽天ペイと楽天カードを連携しておくことで、楽天カードからチャージして楽天ペイで支払いが可能です。
スマホ決済でスピーディな買い物ができることもメリットですが、1.5%還元でポイントが貯まるので、よりお得に買い物ができます。
1.6 メリット6:新規入会&利用で最大5000〜8000ポイントが付与される特典がある
楽天カードと言えば、楽天カードマンでお馴染みの入会特典ではないでしょうか。
楽天カードに新規入会&利用することで最大5000〜8000ポイントが付与されるので魅力的です。
入会する時期によってもらえるポイント数が異なるため、少しでもポイントが多く欲しい!という場合には、最大8000ポイントのチャンスを狙うとよいでしょう。
1.7 メリット7:2枚持ちが可能
楽天カードは、2枚持ちが可能なクレジットカードです。
異なる国際ブランドを保有することができるほか、異なる楽天カードの特典が受けられます。
また、用途によって使い分けることでより、便利に活用することができそうです。
もちろん、2枚のカードのポイントは合算・共有されますので、より効率よくポイントを貯めていくことにも繋がりそうですね。
1.8 メリット8:楽天サービスとの連携が豊富
お伝えしたように楽天グループでは、様々なサービスが提供されており、楽天カードとの連携が豊富です。
楽天モバイルのスマホ料金や、楽天でんきなどの公共料金の支払いでコツコツ貯めたポイントを、楽天トラベルでレジャー費用としてドカンと使う、といった方法で活用できるのは嬉しいですね。
連携することで、SPUで適用されるポイント還元も高くなるため、一石二鳥です。
楽天カード1枚で様々な特典が受けられるため、とてもお得に感じやすいクレジットカードと言えます。
2. 楽天カードの3つの注意したいデメリット
一方、楽天カードを検討するにあたり、注意しておくとよいでしょう。
順番に紹介していきます。
2.1 デメリット1:ETCカードの年会費などが有料
楽天カードは、年会費永年無料で持つことができますが、追加発行できるETCカードには年会費550円(税込)がかかります(※)。
ETCカードを年会費無料で発行できるクレジットカードブランドは多数ありますので、この点は、デメリットといえるでしょう。
※ただし、楽天ETCカード申し込み時点で楽天PointClub会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」であれば、初年度の年会費が無料。2年度以降は、楽天ETCカード年会費請求月(楽天ETCカード入会月の翌月)の楽天PointClub会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」のみ、年会費が無料となります。
その他にも、紙明細の郵送費用は84円(税込)であることや、カード問い合わせ窓口への電話が有料なことも注意が必要です。
2.2 デメリット2:期間限定ポイントは失効する可能性あり
楽天カードのポイントは実質無期限とお伝えしましたが、入会特典やキャンペーンで付与されるポイントには期限があるため注意しましょう。
楽天カードのポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2つの種類があります。
このうち期間限定ポイントは、ポイントが失効するまでの期間が設けられています。
そのため、期限内に使わなければ失効してしまうため、ポイントの違いには注意が必要です。
3. デメリット3:公共料金などの還元率は0.2%と低くなっている
楽天カードは基本還元率1.0%と、どこで使っても高還元のカードでしたが、2021年6月より一部公共料金の還元率が0.2%に変更されました。
電気やガス、水道などの公共料金と自動車税や住民税などの税金が対象となるため、全てに1.0%還元されるわけではないことを覚えておく必要があるでしょう。
4. まとめにかえて
楽天カードのメリットとデメリットについて解説してきました。
楽天カードの強みは、やはり楽天グループ内でのサービス同士での連携が豊富、という点です。
年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯しているほか、ポイント還元率も高いクレジットカードです。
日頃から楽天グループのサービスを利用している方にとっては魅力的な1枚と言えるでしょう。
参考資料
藤原 悠喜