3. 年金は若い人ほど金額が少ない!
もう一つご紹介したいのは、年齢ごとの受給額平均です。厚生労働省の同調査では、年齢が上がるほどに年金額があがることがわかりました。
3.1 国民年金(老齢基礎年金)
- 60~64歳:4万2306円
- 65歳~69歳:5万7502円
- 70歳~74歳:5万7010円
- 75歳~79歳:5万5880円
- 80歳~84歳:5万6916円
- 85歳~89歳:5万5633円
- 90歳以上:5万554円
3.2 厚生年金
- 60~64歳:7万5922円
- 65歳~69歳:14万3069円
- 70歳~74歳:14万5705円
- 75歳~79歳:15万569円
- 80歳~84歳:15万9529円
- 85歳~89歳:16万2705円
- 90歳以上:16万1506円
特に厚生年金は、60歳からの受給だったものが段階的に65歳へと移行しています。このため、60歳前半では極端に低くなっています。
また賦課方式という「今の若者がその時代の高齢者を支える」という構造上、どうしても高齢化が進むと年金額が引き下げられる傾向にあります。
その他、現役世代の賃金なども影響する年金額は、若い人ほど少なくなる現象が起こっているのです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)