生活保護の申請件数、8月は2万562件 前年同月から7.1%の増加に
物価高騰やコロナ禍が影響か
Watchara Ritjan/shutterstock.com
厚生労働省は2022年11月2日、生活保護の被保護者調査(2022年8月分概数)の結果を公表しました。それによると、生活保護の申請件数は2万562件となり、対前年同月から1360件、7.1%増加していることがわかりました。
新型コロナウイルスの影響や物価高騰などの影響で、申請件数が増加した可能性があります。
また、生活保護の開始世帯件数は1万7555世帯となり、同1416件、8.8%増加しています。
なお、生活保護を受けている世帯は全体で164万4112世帯となり、同3464件、0.2%の増加となっています。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。