7. まとめにかえて
生命保険文化センターのデータによると、老後の最低日常生活費は月額で平均22.1万円、ゆとりある老後生活費は平均36.1万円となっています。
60歳から「不労所得」を得ることができれば、趣味趣向を楽しみながらゆとりある老後を過ごすことができそうですね。
しかし、先述した通り「不労所得」を得ている方の割合は少ないのが現状です。
「不労所得」を得るためにはリスクも伴いますが、メリット・デメリットやリスクを認識し、少額でも実践しながら長期投資していくことが大切です。
人生100年時代、公的年金だけに頼らないために「不労所得」について検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 内閣府「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」(「生活保障に関する調査 令和元年度」より)
田中 友梨