年収750万円は日本にどのくらいいるか

今回の調査は、年収750万円以上の人が対象となりました。

では、年収750万円というと、どのぐらいの水準なのでしょうか。国税庁の最新データによると、日本の平均年収は443万円です。

出所：国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」（2022年9月）

1年を通じて勤務した給与所得者5270万人について、給与階級別分布をみると、300万円超400万円以下は914万人（構成比17.4％）で最も多く、次いで400万円超500万円以下の者が788万人（同15.0％）となっています。

男性では、年間給与額400万円超500万円以下の者が537万人（同17.5％）と最も多く、次いで300万円超400万円以下の者が517万人（同16.9％）となっています。

女性では、100万円超200万円以下の者が497万人（同22.5％）と最も多く、次いで200万円超300万円以下の者が461万人（同20.9％）となっています。

上記のデータを踏まえると、年収750万円は高水準と言えるでしょう。

ちなみに、年収750万円程度（年収700万円超800万円以下）は243万2000人で、全体のわずか4.6%にとどまりました。