値上げや円安による影響が広がり続ける昨今、自身の貯蓄に不安を覚える人も多いと思います。
そんな社会情勢でも、1000万円以上の貯蓄を達成した人がいるのも事実。本記事では、貯蓄1000万円以上の割合と、貯蓄体質になる7つのコツも紹介していきます。
おひとり様で貯蓄1000万円以上の割合
金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)によると、おひとり様で貯蓄が1000万円以上ある割合は20歳代〜70歳代にかけて上昇しています。
割合こそ少ないものの、20歳代のおひとり様でも1000万円以上の貯蓄がある世帯は2.9%います。
もっとも多いのは70歳代で、3000万円以上が20.2%もいることがわかりました。
2人以上世帯で貯蓄1000万円以上の割合
次に、同調査から2人以上世帯で貯蓄が1000万円以上ある割合を見ていきましょう。
50歳代を超えた時点で、貯蓄1000万円以上の割合は33.2%。さらに3000万円以上の貯蓄割合も12.9%と高くなっています。
この年代以降になると、退職金や遺産で貯蓄が増えやすくなるものの、貯蓄が1000万円以上になるには日頃の節約習慣が重要です。
次項では「貯蓄体質」になれる7つのコツを解説します。
貯蓄1000万円を達成するための習慣7選
計画的かつ無理なく貯蓄するには、以下の習慣を身につけるのがポイントです。
1. 具体的な貯蓄目標を立てる
「10年後までに500万円貯めよう」といったように、具体的な貯蓄期間と目標金額を設定すると、貯蓄を意識した生活習慣が身につきやすくなります。
例えば上記の貯蓄目標であれば、逆算すると1年間で50万円・毎月約4万2000円貯めれば目標達成できます。
あくまで無理のない範囲で計画を立て、できる範囲の節約から始めていきましょう。いきなりアレコレと節約しすぎると、我慢の限界がきて散財する原因になります。
2. 出費にメリハリをつける
お金を貯める習慣がある人は、大きな出費が控えている場合、その数カ月前から節約する傾向にあります。
「3カ月後に旅行に行く」「好きなアーティストのライブでグッズを沢山買いたい」など好きなことは惜しまない一方で、自炊を増やしたりコンビニの買い物を控えたりしているのです。
出費が増えた時は、他の出費を見直す。このクセが身につくだけでお財布の中身がガラリと変わりますよ。
3. 心身の健康に気をつける
日々の健康管理も節約の基本です。毎朝のウォーキングやスキンケア、趣味への投資といった心身の健康維持は、病気やケガによる大きな支出を防ぎます。
また、健康への自信は、民間保険料の見直しによる固定費削減にも効果的。加えて仕事への意欲も生まれ、収入アップに繋がりやすくなるでしょう。
4. 適度に自炊する
コンビニやランチで食事を済ませると、毎月の食費が高額になります。
例えば、朝と夜をコンビニでそれぞれ500円、昼のランチで1000円かかるとすると、1カ月が30日の場合は6万円の支出になります。
一方、朝は100円台で購入できるパン・昼は材料費300円の手作り弁当・夜は材料費500円の料理にした場合、1カ月の食費は2万7000円になります。
毎食自炊が厳しい時は、1食だけでも切り替えてみましょう。
5. 財布の中身や自宅を整理整頓する
レシートで財布がパンパンになっているのは、支出を把握していない証拠です。その日のうちに財布から取り出して、家計簿アプリで記録する習慣を身につけるのが良いでしょう。
また、自宅が散らかっていると使いたいものが見つからず、その都度購入しなければなりません。積み重なれば大金の浪費となるので、こまめな整理整頓が大切です。
6. リボ払い・ローン・依存性の高いものに手を出さない
衝動買いを頻繁にしてしまう方は、リボ払いやローンの返済で余計な支出を増やしてしまっています。利息だけでも相当な金額になるため、買い物以外でストレスを発散する方法を見つけましょう。
また、お酒・タバコ・ギャンブルも節度を持ってやるには良いのですが、依存性が高く予算オーバーになりがち。興味本位で手を出すのは避けましょう。
7. 固定費を見直す
毎月なんとなく支払っている固定費も、一度再確認してみるのがオススメです。
毎月のサブスク料金・使っていないジムの会費・民間保険料・スマホ料金など、解約できるものや見直しで安くできるものがあるはずです。
固定費削減は節約の大きな一歩になります。早速見直してみてください。
大きな貯蓄は小さな習慣で作り上げる
たとえ大きな金額の貯蓄目標でも、日々の習慣づけで節約と貯蓄が可能です。
ぜひお金が貯まる感覚を楽しみながら、日々の習慣づけに取り組んでみましょう。



