3. 「厚生年金部分のみ」平均約9万円。月収・就業年数の目安は
先ほどの厚生年金の平均月額には、国民年金部分も含まれます。
では、「厚生年金部分のみ」になると平均でいくらになるでしょうか。
日本年金機構によれば、令和4年度の厚生年金のモデル受給額は以下の通り。
3.1 厚生年金の令和4年度(月額)
21万9593円
上記は、「会社員の夫(国民年金と厚生年金)と専業主婦の妻(国民年金のみ)」がモデルとなっています。
つまり、国民年金の満額は6万4816円なので、厚生年金部分で見ると「8万9961円」と約9万円になります。
これは「平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金」です。
年収で換算すると526万8000円の水準で40年間就業したケースになります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)