3. 年収1000万円は所得制限の対象になることも

憧れといわれる「年収1000万円」ですが、年収1000万円を達成するにはそれだけの努力の積み重ねが必要だったり、多忙であることも考えられるでしょう。

一方で、意外と「年収1000万円でも生活が苦しい」という声もあります。

その理由の一つは所得税は累進課税のため、給与が上がるほどに税率が上がり、思ったより手取りが増えないため。

また児童手当は扶養人数により異なりますが、目安として年収が960万円を超えると所得制限の対象となり一律5000円に下がります(所得制限になる年収は扶養人数により異なります)。

さらに2022年10月からは目安年収で1200万円を超えると児童手当の支給がなくなります。

他にもご家庭によっては年収1000万円以上だと所得制限の対象になる制度があるため、思ったより生活がラクにならないと感じる方もいるでしょう。