紀尾井町戦略研究所は2022年10月20日、マイナンバーカードに関する意識調査の結果を公表しました。それによると、政府が現行の健康保険証を廃止して「マイナ保険証」への一本化方針を発表したことに関して、現行保険証とマイナ保険証の併用を求める人が34%となることがわかりました。
今回はこの調査結果を解説していきます。そのうえで、マイナポイント第2弾についてもおさらいしていきましょう。
マイナンバーカードと健康保険証「一本化」「併用」どっちに賛成?
今回の調査概要は下記の通り。
- 調査期間: 2022年10月16日
- 調査機関(調査主体): 紀尾井町戦略研究所株式会社
- 調査対象: 全国の18歳以上の男女
- 有効回答数(サンプル数): 1000人
- 調査方法(集計方法、算出方法): インターネット上でのアンケート
同調査では、マイナンバーカードと健康保険証の一体化についてアンケートしました。その結果は下記の通り。
マイナ保険証への切り替えへの反応
- 現行保険証とマイナ保険証の併用で良い:34%
- マイナ保険証一本化で良い:29%
- マイナ保険証不要:27%
また、マイナカードの使用経験は「あり」29%「なし」31%でした。
将来的にもカード取得意思がない人が18%。またカード保有は希望者だけでよいと40%が考え、保険証機能による実質的なカード取得義務化に42%が反対しています。