つみたてNISAの間違った選び方

つみたてNISAを選ぶ時に注意したいのは、「先に運用商品を選ぶ」「値下がりした時に銘柄変更する」の2つです。

その理由を解説していきます。

1.運用商品を先に選ぶ

専門家の意見・YouTube・テレビ・書籍など、さまざまな情報源が特定の運用商品をおすすめしているケースはよくありますが、初心者が鵜呑みにするのは危険です。

運用商品の種類は多種多様で、最初のうちは内容がほとんど分からないと思います。

選択した商品のリスクを把握せず運用すると、値下がりの局面で途中解約したり、安易な銘柄変更に走ったりする可能性があります。

2.値下がり局面で銘柄変更(スイッチング)する

先程も少し触れたように、値下がりの局面で安易に銘柄変更(スイッチング)すると、新規購入の枠が少なくなる可能性があります。

つみたてNISAで銘柄変更する場合は、保有する銘柄を一旦売却します。その際、売却した分の非課税枠は戻りません。

仮にこれまで運用してきたAファンドを売却し、売却益が30万円だったとします。その売却益で銘柄変更したBファンドを購入しようとしても、非課税枠は残り10万円しかありません。

銘柄変更はタイミングが重要ですが、値下がり局面で慌てて行うと損をする可能性が高いのです。