ハボタンの品種

ハボタンには葉の形状が違う品種が豊富に揃っています。主な品種と特徴を見ていきましょう。

丸葉系

東京丸葉系

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大阪丸葉系

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昔からあるスタンダードな品種で、キャベツのような丸っぽい葉が特徴の「東京丸葉系(江戸ハボタン)」と、葉の縁が緩やかに波打つ「大阪丸葉系」があります。ガーデニング初心者でも育てやすい品種です。

ちりめん系

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葉の縁が細かく縮れている華やかな品種。「名古屋系」「フリンジ系」「ドレス系」とも呼ばれています。根の張り方が浅いので、庭植えではなく鉢やプランターで育てるのがオススメです。

サンゴ系

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葉に細かい切込みが入る品種。「切り葉系」「クジャク系」「フェザー系」とも呼ばれています。葉がレースのように繊細で、エレガントな雰囲気を持っています。

上記の他にも、ちりめん系よりも縮れが細かく、ブロッコリーのように葉がモコモコしている「バニー系」もキュートで人気の品種。霜や雪に負けないほど耐寒性が強いので、寒冷地にもオススメです。

ハボタンには毎年のように新しい品種が登場しています。

葉の形状が同じでも、草丈が低い「矮性種」、茎が長く80~100センチにまで成長する「高性種」などがあり、葉の色も赤紫・青紫・白・ピンク・紅色・複色などさまざま。ラインナップが豊富なので、好みや植える場所にマッチする品種を選びましょう。