5. おわりにかえて
今回は現在の厚生年金、国民年金の受給額を年齢別や都道府県別にみてみましたが、この受給額はあくまで平成30年度の実績値であり、今後の状況により減少する可能性はあります。そのため、公的年金だけでは不安という人は、自助努力によって、自分の老後の生活費を確保する必要があります。
特に将来年金がもらえるかどうか不安、という人こそ、積極的に資産運用を始めてみてください。自分で老後の生活費が工面できれば、老後に対する不安はある程度払拭できるでしょう。
iDeCoの他にもつみたてNISA等の非課税制度や個人年金や貯蓄型の生命保険、あるいは投資信託等を活用しながら資産形成をすることができます。ただし、素人がなんとなくで商品を選ぶと自分に合っていない商品を選んでしまう可能性があります。
そのため、できれば資産運用のプロのアドバイスを参考にしながら自分に合った商品をしっかり選び抜き、今から資産運用をスタートしてみてはいかがでしょうか。