男女の賃金差の不公平感は年代が上がるほど高い？60代以上「不公平」7割超に 年代別比較：女性と男性の賃金差への不公平感

しゅふJOB総研を運営するビースタイルホールディングスは2022年10月19日、『男女の賃金格差』に関する調査結果を公表しました。

調査では、女性と男性の賃金差への不公平感についてアンケートを取りました。その結果を年代別に比較した結果が、下記の通りです。

【年代別】女性と男性の賃金差への不公平感

• 30代以下：37.3%
• 40代：54.8%
• 50代：68.2%
• 60代以上：72.4%

※不公平感があると回答した人の割合

上記の通り、年代が上がるほど不公平感が高いことがわかりました。

女性と男性の賃金差への不公平感「ある」と回答した人のコメントを一部抜粋します。

• 男性よりも女性の方が非正規雇用の割合が多い事もあって賃金格差が生まれている事もとても重要な事実であり、また正規雇用と非正規雇用の格差が色々な面で（賃金、福利厚生、待遇等）大きく生じていると実際に自身で実感している（20代：派遣社員）
• 日本は働かないおじさん達に給料を払いすぎ（40代：パート/アルバイト）
• 昔の、男性が大黒柱となって家族全体を経済的に支えるという世の中ではなくなった。|男性女性の違いではなく、仕事の中身で評価されるべき（50代：派遣社員）

さまざまな意見があることがわかります。性別ではなく、仕事の成果で平等に評価されることが当たり前になることを期待したいところです。

参考資料

• ビースタイルグループ「“男女賃金の差異”が、いよいよ公表開始。年代上がるほど賃金差の不公平感が高い傾向／60代以上「不公平」7割超、30代以下：37.3%、40代：54.8%、50代：68.2%」（2022年10月19日）

LIMO編集部