偏差値だけでは将来の有望さを語ることはできない

社会に出てからの職業選択の面でも、高学歴や専門性が高い学歴がある方が待遇の良い職場に就職できます。その一方で、結局は「人と人の繋がり」や「人に対してどのような態度で接するのか」がその人の立場を決めます。

いくら才能があり高学歴でも、平気に嘘をつき人を傷つけるのであれば、遅かれ早かれ信用は失墜します。

偏差値で語られることが多い子どもの将来性ですが、結局は学力以上に本人の真面目さや努力する姿勢がカギになります。

文部科学省ではすでに平成3年の時点で「偏差値偏重から個性尊重・人間性重視へ」としている

出所:文部科学省「高等学校教育の現状」

たとえ偏差値50未満の学校に進学しても、真摯な姿勢は教職員やクラスメイトから信頼され評判を呼び、今までに感じたことのない「自分はできる子」と感じるようになります。

学力はもちろん大切ですが、人間として大切な誠実さや真面目さや努力を重ねていくことで「本当に将来性が高い子」になるのではないでしょうか。

参考資料

中山 まち子