レモンの肥料

肥料を与えると株が充実して結実しやすくなるので、肥料は時期に応じて施すようにします。

柑橘系果樹のための肥料が販売されているので、このようなタイプを選ぶと大変便利です。置くだけでよい、錠剤タイプの肥料もあります。

外箱などに使い方の記載がありますので、参考にして施肥しましょう。

レモンの肥料。置くだけなので手軽。(LIMO編集部)

レモンの管理

レモンは最初の1~2年程度は結実しにくく、2年、3年経って花が咲き、実がなります。花や実がならないと心配する人もいるかもしれませんが、レモンは成長してから結実までに少し時間がかかります。

ホームセンターや園芸店で苗木を購入する場合、札に何年目の苗木と書いてあることはほないので、不安な場合はお店の人に聞いておくと余計な心配をしなくて済みます。

また、あくまで目安ですが、1~2年生苗は50~70センチ程度、1メートルを超える苗木は3年目程度、くらいに覚えておいてもよいでしょう。

ちなみに、レモンの木は成長すると、場合によっては樹高が2メートル近くまで成長することもあります。コンパクトに育てたい人は時期に応じて剪定が必要です。

春が訪れると紫がかかった白色のつぼみができ、きれいな白い花がたくさん咲くと実がなり始めます。大きさは小指の先ほどですが、形はしっかりとしたレモンの形をしています。果実はまだ緑色です。

実がたくさんなりすぎると、自然と実を落とします。これは生理落果で心配はあまり要りません。

実がならない場合は栄養がうまく行き渡ってなかったり、環境が整っていなかった可能性が考えられます。特に冬に葉が全部落ちてしまったりすると、光合成がうまくできず栄養が株に行き渡りません。

日頃の観察を丁寧におこない、状態や季節に応じたお手入れや管理をしてあげることで結実にもつながりやすくなります。