1. 「グローバル年金指数」日本は格上げ

グローバル年金指数は、世界各国の年金制度のベンチマークとして、各制度の弱点を浮き彫りにし、より充実した、持続可能な年金給付を提供するために改革すべき領域を示しています。

各国の制度の総合指数は、「十分性(Adequacy)」、「持続性(Sustainability)」、「健全性(Integrity)」に大別される50以上の項目から構成されており、この3つのサブ指数を加重平均して算出しています。

それによると、各項目で最も高い値を示したシステムは、アイスランドの「十分性」(85.8)と「持続性」(83.8)、フィンランドの「健全性」(93.3)です。

なお、日本(54.5)は2021年のDから今年はCへ格上げとなりました。