2022年上半期にLIMOで配信した人気記事から、もう一度読み直したい!「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2022年6月29日)

野村総合研究所の資料によると、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の方を「富裕層」、5億円以上を「超富裕層」と分類しています。

出所:野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」

富裕層だけをピックアップすると124万世帯のため、全体に占める割合は約2%となります。(124/5402.3(全世帯合計)=2.29%)

ちなみに、同資料は2019年の調査であるため、その後の世界株価や不動産価格が高騰したことをふまえると、富裕層の割合は増えているかもしれません。

ただし、1億円あったとしても、使ってしまえば当然無くなるのがお金です。

筆者が証券会社の勤務時代に関わってきた富裕層の方でも、すべての生活水準を上げるのではなく、「価値のあるものに対してお金を使う」という目的がはっきりしている方が多くいらっしゃいました。

支出と節約を上手に使い分けていたからこそ、着実に資産が増えていらっしゃるのだなと感じたものです。

今回は、富裕層となる方はどのようなことを考え行動しているのか、そのポイントをくわしく見ていきましょう。

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