シニア期に働く「充分な収入が得られるか」が不安
調査では、シニア期に働くことに対して不安や課題を感じているかも調査しました。
その結果、働く意欲や必要性がある人の中で、何らかの不安や課題がある人の割合は92.7%にのぼりました。不安や課題を感じている5歳0代から70歳代の人は非常に多いことがわかります。
また、不安や課題の内容は下記の通りです。
- 健康状態が維持できるか:59.6%
- 働くための気力を維持できるか:38.5%
- 肉体労働に耐えられるか:28.1%
- 十分な収入が得られるか:25.9%
- 職場の人間関係がうまくいくか:22.8%
※複数回答有
健康や体力面が心配な人も多いようです。また、収入面を懸念する声もあります。
それでは、シニア世代の気になるお金事情はどうなっているのでしょうか。次項から、老後60歳代の貯蓄についても見ていきましょう。