4. 月の収支や貯蓄から工夫を考えよう
60代のおひとりさまに視点をあてて、年金や貯蓄、月の収支の平均額を見てきました。
平均額を参考に、自分の場合はいくらになるのか、これを機に確認してみてはいかがでしょうか。
さまざまな部分で値上げが相次いでいますが、だからこそ生活やお金に関する部分については工夫が必要になります。
家計に大きな影響を与えるのは家賃や車の維持費、光熱費やスマホ代といった固定費です。支出を減らすためには、まずこの部分で見直せるものについて考えるとよいでしょう。
収入や貯蓄を増やす方法としては、仕事を続けたり、私的年金を準備したり、貯蓄に運用を取り入れる方法もあります。
これまでとは違い、生活費や貯蓄、そして年金についても自分に合った方法で備える時代です。情報収集をしながら、今からできることを考えてみましょう。
参考資料
- 日清食品グループ「価格改定のお知らせ ~2022年6月1日(水)出荷分から~」
- 日清製粉グループ「日清製粉 小麦粉価格改定のお知らせ」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
宮野 茉莉子