LIMOが2021年10月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2021年10月6日)

ぷっくりと可愛い葉、独特なフォルムで人気の多肉植物。園芸雑誌で特集が組まれるほど、密かなブームとなっています。

実は多肉植物は秋冬が最も美しい季節。寒さを受けて彩り豊かに変化する性質もあり、緑だけでなく赤く色づく品種もあります。

多肉植物の魅力をより楽しめる秋冬の到来。本日は、おうち時間にチャレンジできる多肉植物の寄せ植えの作り方やおしゃれに仕上げるコツについてお伝えします。

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1. 多肉植物の寄せ植えを作る準備

多肉植物の寄せ植えを作るために、まずは必要な道具類をそろえるなど準備をしましょう。

用意するもの

  • 鉢(オススメは通気性の良い素焼き鉢)
  • 底穴ネット(目が細かく柔らかいものがオススメ)
  • スコップか土入れ(小使いやすくて便利)
  • ピンセット
  • お箸、先の細い棒
  • ハサミ
  • 多肉植物用培養土
  • 化粧砂(無くても可)

多肉植物の組み合わせ

多肉植物は種類が豊富。どれを選んでいいのか?一緒に植えて大丈夫か?などなど、組み合わせに迷うことがあるかと思います。

うまく成長させるためには、同じ生育型の多肉植物で寄せ植えを作ることがおすすめ。管理もしやすくなるので、長く楽しめますよ。

多肉植物の生育型は、春秋型、夏型、冬型の3種類に分類されています。生育期は水やりの頻度が多くなるので、異なる生育期の多肉植物を一緒に植えてしまうと、生育期ではない方が過剰な水やりによって根腐れを起こしてしまいます。

プランツタグに書かれている品種名をよく見て、同じ生育型の多肉植物を選びましょう。主な生育型については以下の通りです。

春秋型:エケベリア、クラッスラ、ハオルチア、ペペロミアなど
夏型:アガベ、アロエ、ユーフォルビア、ピレアなど
冬型:アエオニウム、セネシオ、プレイオスピロス、チレコドンなど

※同じ属でも生育型が異なる場合があります。

 

寄せ植えにも!ミニサイズの多肉植物(LIMO編集部)

多肉植物の寄せ植えのレイアウトを決める

寄せ植えの準備が出来たら、メインとなる多肉植物やレイアウトを決めていきましょう。寄せ植えは多肉植物の種類や数次第で雰囲気が変わります。

高さがあるもの、大きめのものを選んでメインにすると、個性的で華やかな感じになります。

また、メインを決めなくても、同じ大きさの種類が異なる多肉植物をこんもりと寄せ植えする方法もあります。その場合、色が異なる苗を点在させるように配置すると、なんともかわいらしい雰囲気になります。