ヨーロッパでは古来より厄除けや魔除けとして親しまれてきたゼラニウム。その鮮やかな花色と芳香で、日本でも世代を超えて愛されている植物です。
赤やピンク、白のゼラニウムが美しく咲く庭、ベランダはガーデナーの憧れ。ヨーロッパのベランダのように、赤いゼラニウムを育ててみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はゼラニウムの育て方やオススメの品種、ゼラニウムと相性のよい草花も紹介します。さっそくみていきましょう。
ゼラニウムを長く楽しむ!上手に育てるには?
ゼラニウムは日当たりのよい場所で、水はけに気をつけて育てます。注意するポイントは水のやりすぎ。多湿に弱いので、水やりは土が乾いたら与えるようにしましょう。
冬は生長がやや緩慢になるので、乾燥気味に育てても問題ありません。梅雨の時期は、雨にあてないようにすることも大事です。春から晩秋まで花が咲くので、定期的な施肥は忘れないでくださいね。
花期は4~11月。冬の寒さには弱いので、北風が直接当たるところや霜が降りるようなところは避けて管理をします。念のため、防寒対策をおこなっておきましょう。暖かい室内であれば、冬でも花を楽しむことができます。
植え替えをして鉢増しするなら、ワンサイズ上の鉢がオススメ。鉢底石を敷き、赤玉中粒をブレンドした土で植え付けることで水はけが改善され、根が張りやすくなります。