『サザエさん』マスオさんの家族構成や世帯年収、間取りとは
まずはサザエさん一家の家族構成を確認します。
- 磯野波平(義父54歳・山川商事の事業課長)
- 磯野フネ(義母50ン歳・専業主婦)
- フグ田マスオ(アニメでは28歳・海山商事の営業課係長)
- フグ田サザエ(24歳・専業主婦)
- 磯野カツオ(11歳)
- 磯野ワカメ(9歳)
- フグ田タラオ(3歳)
- 猫のタマ
- 世田谷区に完全同居型の二世帯住宅5LDK
サザエさん一家はサザエさんの両親と同居の完全二世帯住宅です。世田谷に平屋で庭付き5LDKと、サザエさん一家はお金持ちとたびたび話題になりますね。
当時としては珍しく、妻の両親と同居のため、もしサザエさんが共働きをすると仕事と家事育児の両立はしやすそうです。サザエさんのきょうだいであるカツオとワカメもタラちゃんと遊んでくれるので、共働きするには理想と言えそうですね。
ただ、完全二世帯住宅のため、親世代と育児や家事に対する意見が度々分かれることも考えられます。完全二世帯となると口を出さないというのも難しそうですから、夫婦の考えだけで独立して育児を行うのは難しいでしょう。また、マスオさんが暮らしづらくならないようフォローする必要もあります。
では、世帯年収はいくらでしょうか。
まずは波平からですが、波平の給料はアニメで月給78万5420円と表記されています。
単純に給与だけで約942万円、そこにボーナス2カ月を2回足すと年収約1256万円にもなります。もし上記が手取りであれば、年収はさらに上がるでしょう。
一方のマスオさんの年収は明記されていませんが、転職サービスdodaの「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によれば、総合商社の平均年収は男性で483万円。
しかし、日本の平均年収の推移を厚生労働省の資料を見ると、1989~2018年では400万円台後半から400万円台前半へと下がっています。
アニメで『サザエさん』がはじめて放映されたのは昭和44(1969)年ですから、当時はこれ以上に年収が高かったと考えられるでしょう。
波平とマスオさんの給料だけでも世帯年収2000万円近くになりますね。
ちなみに、マスオさんは公式サイトでも「やさしくて誠実なサザエのダンナさま」と紹介されています。
同居は気苦労もあるかと思いますが、波平と飲み歩く姿もしばしば放映されており、優しくてサザエさん一家とうまくやっているマスオさんの人柄にグッとくる方もいるのではないでしょうか。