10月の「食品値上げ数」約6700品目へ。60歳代の厚生年金・国民年金額と就業状況とは 65歳から受給がはじまる国民年金と厚生年金の受給額とは

2. 60歳代で働く人は半分以上

では、60歳代で働いている人の割合を確認してみましょう。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が公表している「60代の雇用・生活調査」によると、60代で働いている人の割合は以下のようになります。

この資料によれば、60代で収入を伴いながら働いている人の割合は59%となっています。

60代を前半と後半に分けると以下のようになります。

• 60歳～64歳：70.2%
• 65歳～69歳：50.1%

60歳代後半になると就業率は下がっていますが、それでも約半数の人が働いています。

また、男女別にみると以下のようになります。

• 男性：69.1%
• 女性：49.3%

男性の方が働いている割合が高いことがわかりますね。

とはいえ、女性でも約半数が働いています。現代では男女関係なく、60歳代以降でも働く方が多いとわかります。
60歳代で働く人の雇用形態は？

では次に、60代で働く人の勤務形態についてみていきましょう。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「調査シリーズNo.199 60代の雇用・生活調査」によると、以下のようになっています。