1. 議員が受け取る年金は「厚生年金」に一元化

かつて、議員の受け取る年金はかなり優遇されていると批判されていました。国会議員は「国会議員互助年金」、地方議会議員は「地方議会議員年金」というものに加入し、一般の厚生年金よりも手厚い年金を受け取っていたのです。

しかし、様々な批判の声が上がる中で両者とも廃止となり、現在は会社員と同じ厚生年金に一元化されています。

これを受けて、2015年10月分からは、歳費（議員報酬）の月額および期末手当の額と年金の額に応じて、年金が支給停止されることとなりました。

ただし、老齢基礎年金については、これまでどおり全額が支給されます。