1. 高齢者が受け取る年金は2種類
高齢者は、原則65歳を迎えたときに老齢年金を受給しますが、その種類は大きく厚生年金と国民年金に分かれます。
と言っても、どちらか一方を受け取れるというわけではありません。
上記の図を参考にするとわかりやすいですが、年金制度は2階建ての構造になっています。つまり、「国民年金だけ受け取れる人」と「国民年金+厚生年金を受け取れる人」に分かれるのです。
厚生年金にも加入できるのは、会社員や公務員などの第2号被保険者。それ以外の自営業者や専業主婦などは、国民年金のみの受給になります。
年金の仕組みがわかったところで、実際に受給されている年金額をグラフで見える化していきましょう。