2. 60代世帯「みんなどうやって貯蓄しているの?」
老老格差が生まれる要因はあるのでしょうか。ここからは、「平均値」の保有資産額を紐解いていきましょう。
2.1 60代・二人以上世帯の種類別金融商品保有額
(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融資産保有額…1745万円
預貯金(うち運用または将来の備え)…959 万円
――――うち定期性預貯金…585 万円
生命保険…286万円
株式…144万円
個人年金保険…134万円
投資信託…96万円
債券…45万円
損害保険…39万円
財形貯蓄…27万円
金銭信託…5万円
その他金融商品…11万円
半分以上の資産が預貯金で保有されていることがわかる反面、割合は少ないものの生命保険や株式、投資信託などを保有していることがわかりました。
今となれば、預貯金だけでお金を増やすことは難しいと言えるでしょう。資産を分散して効率よく運用をできるかどうかが、老後資金準備の鍵となると言えるかもしれませんね。