レモンの木の育て方「日当たり・水やりなど」

レモンは日当たりのよい場所で育てるようにします。鉢植えの場合は乾燥に注意しながら、土が乾いたら水やりをおこないましょう。地植えはほとんど水やりをおこなう必要はありません。乾燥した日が続くようなら与えるようにします。

レモンは冬の寒さが苦手。そのため移動が容易な鉢植えで育てるのも一案です。気温が下がる季節は、室内や寒風の当たらない場所に移動させることができますよ。

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地域的に冬の寒さが心配な場合は、あらかじめ耐寒性のある品種を育ててみるのもオススメです。リスボンレモンは耐寒性の高い品種。外で育てても越冬することができます。

とはいえ、寒さ対策はおこなっておくほうがよいでしょう。寒冷紗で枝や葉を覆ったり、株元にバークチップを敷くなどして、霜の被害に遭わないように管理します。

植え替えの適期は3~4月。購入した苗木より、ひと回り大きめの鉢に植え替えます。

鉢の底部は通気性をよくするために、あらかじめ鉢底石を入れておきましょう。土はレモン栽培に使える柑橘系果樹用の土がオススメ。野菜用の土でももちろん構いません。肥料は柑橘系専用のものがあるので、こちらを使うとよいでしょう。

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接ぎ木苗を植え付けるときは、セロテープなどで巻かれている接ぎ木部分が土に埋まらないようにします。植え付けが終わったら、水をたっぷり与えましょう。

根と土が密着するように、たっぷりと水を与えるのがポイント。多すぎると思うくらいが適当です。支柱があれば立てておきましょう。強風対策にもなります。