レモンの木を育てるとき、注意するポイントは?
レモンの木は最初の1~2年は結実しにくく、2年、3年経って花が咲き、実がなります。1年も経過していない幼苗を購入した場合は、時間が経過しないと実がつかないことを覚えておきましょう。
植物には株の体力がないときに、自然と実を落とす場合があります。これを生理落果といいます。他の部分に必要な養分を回しているため、実を落とすようになります。株を守るための現象なので過度な心配はいりません。
実だけでなく、葉を落とす場合もありますが、その場合は水切れや寒さが原因で株が弱っている可能性が考えられます。環境を整えて、数日~数ヶ月は様子を見るとよいでしょう。暖かくなると芽吹くこともあります。
また、レモンの枝や幹には鋭く長いトゲが生えています。世話の際に服を引っ掛けたり、自分自身がケガをしないように気をつけましょう。特に小さなお子さんは思わぬ事故につながる可能性があるので注意が必要です。
レモンのトゲは切ってしまっても構いません。とげなしのレモン苗も販売されているのでペットや小さいお子さんがいる世帯はこのような品種を購入してもよいでしょう。
まとめにかえて
レモンは収穫も楽しめる、育てて楽しい果樹です。ぜひレモンの木を上手に育てて、収穫を楽しんでみてください。
レモンに限らず、果実を収穫するには、それなりの世話が必要になります。特に肥料は大切な役割を果たすので、レモン用の肥料をあらかじめ用意しておき、容量や時期に応じて適量を与えるとよいでしょう。
見て育てて収穫もできるレモンの木。ぜひ楽しんでみてくださいね。
LIMO編集部