サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の費用
サ高住では「初期費用」と「月額費用」の2つの費用が必要となります。それぞれの費用を見ていきましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の初期費用
サ高住に入居する際は、初期費用として敷金が必要となります。これは、サ高住が通常のマンションやアパートと同じ賃貸借契約で入居するためです。
ただし、施設によっては、前払い金(入居一時金)を支払う場合もあります。
初期費用の平均は次の通りです(一般型の場合)。
- 敷金:10万6445円
- 入居一時金:9万8342円
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の月額費用
サ高住の月額費用の内訳は、主に家賃・共益費・サービス費用です。
国土交通省の資料によれば、入居費用(家賃・共益費・サービス費用の合計)の月額の全国平均は10万8000円(介護保険適用分(1割負担)のサービスを除く)。地方圏では9万円、大都市圏では 12万6000円が平均となっています。
地方圏が安く、大都市圏では高い費用となっているのは、サ高住の家賃が周辺の賃貸マンションなどの相場に準じて設定されているからです。
- ※家賃・共益費・必須サービス(生活相談・見守り)費用の合計。ただし、必須サービス費用は介護保険適用分(1割負担)を除く
- ※令和3年8月末時点における登録情報
- ※大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県
- ※ 地方圏:その他の道県