2022年モデルのレクサスUXの特徴
それでは2022年モデルのレクサスUXの特徴を確認してみましょう。
2022年モデルのUXは、7月にマイナーチェンジモデルとして登場しました。UX自体は2018年に発表された車ですから、4年ぶりの大幅改良といえます。
マイナーチェンジモデルでは、サイドドアやバックドア周辺のボディ開口部のスポット溶接が追加され、ボディ剛性が向上しました。
また安全面では単眼カメラとミリ波レーダーの性能が向上したことにより、前方から来る対向直進車や右左折時の横断歩行者検知が可能となりました。
さらに「レーントレーシングアシスト(LTA)」を使用中に作動するドライバー異常時対応システムが追加されました。
これはドライバーに異常が見られた際に、車から音やメーター上の表示、緩減速による警告でドライバーに操作を促すだけでなく、他のドライバーに対してハザードとホーンで異常を知らせながら自車線内に減速停車し、ドア解錠やヘルプネット自動接続による救命要請を行う機能です。
このように今回のマイナーチェンジでは大きく内外装が変わったというわけではありませんが、主にボディ剛性を高めたことによる走行性能と、車に搭載されている運転支援機能
のアップデートが行われた形となります。
ちなみにUXはトヨタのC-HRがベースとなっており、UXのボディサイズ(全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm)もC-HRのサイズ(全長4385〜4390mm、全幅 1795mm×全高1550〜1565mm)に近いのも特徴的です。