結婚相手の条件。男性も経済力を求める傾向に

現代は共働きが主流となっており、結婚相手に経済力を求める傾向は男性でも増えつつあります。

先程の国立社会保障・人口問題研究所の資料より、結婚相手の条件で重視・考慮するものを男女別で確認しましょう。

出所:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」

男女ともに「人柄」「仕事への理解と協力」「家事・育児の能力や姿勢」が多くなっています。

「経済力」は女性の91.6%、男性の48.2%が求めています。

やはり女性の方が経済力を多く求めているものの、男性の数値は右肩上がりに増えており、1992年調査の26.7%から20ポイント以上増えています。結婚相手の条件は時代とともに変わりつつあることがわかりますね。

ただ、同調査を全体的に見ると「重視する」と答える割合は「人柄」が男女ともに最多となっています。

最も重視されるポイントが人柄という点は、時代が変化しても変わらないようです。