50歳代「定年前にやるべきこと」3つ
50歳代で貯蓄ゼロの割合は、意外と多いことがわかりました。ただ、老後までは残り十数年あります。
老後を迎えてから困った、ということになる前に、仕事を辞めるまでの十数年が勝負どころです。
具体的にやりたいことを3つご紹介します。
定年前にやるべきこと1. ねんきん定期便を確認する
ただ漠然と貯蓄しようと思っても、なかなか貯まりません。貯蓄へのモチベーションを上げるためにも、まずはねんきん定期便を確認しましょう。
ねんきん定期便が50歳以上になると様式が変わり、将来の年金見込額が表示されるようになります。
厚生労働省によれば、国民年金の平均額は5万円台、厚生年金は14万円台。年金だけでは生活できないご家庭も多く、長く働く必要も出てきます。
まずは自分たちがいくら年金を受給できそうか把握して、老後の生活費をリアルに想像しましょう。趣味や旅行、リフォーム費用や、病気をしたときや介護費用も考えてください。
なお、2022年度の年金受給額は昨年度より0.4%減額されています。あくまで予定額であり、少子高齢化の今は予定より下がる可能性も想定しておきましょう。