京セラの配当金のリターンはいくらか
京セラの株式を1年前に買い、持ち続けたとすると、2022年3月期の中間配当と期末配当の計2回を受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
今回の検証では、以下のような想定となります。
- 株式の取得日:2021年9月15日
- 株式の取得価格:7284円(取得日の終値)
- 2022年3月期・中間配当:90円
- 2022年3月期・期末配当:90円
- 100株ベースの配当金のリターン:1万8000円
それでは次に、株主優待のリターンを計算していきます。
京セラの株主優待のリターンはいくらか
京セラは、毎年3月末·9月末の株主名簿に記載された全株主に、優待としてカタログ「株主様通信販売のご案内」を提供しています。
カタログでは、京セラグループの製品·サービスを特別価格や特別企画で提供しています。
以下、優待の例。
- 宝飾品やキッチン用品、電動工具、仕上げみがき専用歯ブラシ、磁気ネックレスを特別価格で提供
- 京セラグループの各ホテルの利用を株主限定プランで提供
- 京セラ製太陽光発電システムや蓄電システムなどを購入した人へのギフト券のプレゼント企画
金額の明確な目安はウェブページにて記載されていませんが、今回の検証では1回当たり2000円、年間で4000円相当の経済的価値と想定します。
そのため、優待のリターンは4000円とします。