3. 厚生年金と国民年金で老後は大丈夫?2つのポイント
現役時代の給与ほどもらえないことは薄々感じている人が多いかも知れません。
この年金受給額で老後生活していくには大きく分けると2つの選択肢があります。
3.1 生活水準を下げる
生活水準を下げることで支出を抑えます。年金受給額の中で生活することができれば、貯金を切り崩すことなく、生活できるでしょう。
3.2 自助努力で年金以外の収入
生活水準を下げることは簡単なことではありません。また、老後で時間に余裕ができてセカンドライフを満喫したいという方は老後の方がお金がかかるケースもあります。
そういった方は年金だけに頼ることなく、自分で準備しておくというのも一つの手段だと思います。
そういった方は自助努力=「資産運用」を検討してみてはいかがでしょうか。
資産運用と聞くと「リスクが怖い」「損失してしまう」などマイナスイメージが先行しがちですが、運用するための重要なポイントというのもあります。
ご自身で勉強し運用していくことも可能ですが、仕事もして資産運用のことも勉強してというのはなかなか難しいかもしれません。
少しでもご自身の老後に不安がある方は、まずマネープランをじっくり考えてみましょう。
参考資料
- 公益財団法人生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度
- 内閣府男女共同参画局「令和2年版男女共同参画白書(概要)」(令和2年7月)
- 日本年金機構「令和4年10月からの短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」2022年3月24日
- 日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」(2022年2月15日)
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
岡崎 泰輔