厚生労働省の資料を見ると、日本の平均年収は30年以上400万円台で推移しています。

出所:厚生労働省「図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)」

リーマンショックが起きた2008年に450万円を下回って以来、400万円台前半で推移する日本の年収。

「平均年収と同じだから将来年金もみんなと同じだけ貰えるはず」と考える方もいますが、実はそうとも言えないのです。

現在どれくらい厚生年金を受給している人が多いのかや、平均年収ならみんなと同じだけ年金が貰えるとはいえない理由をみていきましょう。

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