子育て世帯は約30年で半分以下に減少へ
少し前の調査になりますが、厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」より、1986~2019年までの子育て世帯の割合の推移を確認しましょう(2020年の調査は中止)。
子育て世帯の割合の推移
- 1986年:46.3%
- 1989年:41.6%
- 1992年:36.5%
- 1995年:33.4%
- 1998年:30.3%
- 2001年:28.7%
- 2004年:28.4%
- 2007年:26.0%
- 2010年:25.3%
- 2013年:24.2%
- 2016年:23.4%
- 2017年:23.3%
- 2018年:22.0%
- 2019年:21.6%
子育て世帯数は1986年から2019年をみると24.7ポイントの減少と、半分以下になっています。
1986年には子育て世帯が全体の半数近くいましたが、2001年には20%台となり、2010年には4世帯に1世帯へ、2019年には約5世帯に1世帯へと減少しています。
2016~2019年まで1年ごとに見ても連続で減少しており、今後さらなる減少は予想されるでしょう。
子どもの人数別に見ると1986年と2019年では子ども1人で6.2ポイント、2人で13.6ポイント、3人以上で4.9ポイント減少しています。
現代では子育て世帯は一般的とは言えなくなりました。