1. 退職金「地方公務員・国家公務員」ともに2000万円超に

公務員の退職金はいくらかを見ていきましょう。

1.1 退職金「地方公務員」の平均額は

地方公務員の定年退職金をチェックしていきましょう。

総務省公表の「地方公務員給与の実態」によると、地方公務員（一般職員、勤続25年以上の定年退職等）の平均退職金額は下記の通りでした。

  • 都道府県：2179万8000円
  • 指定都市：2111万1000円
  • 市：2119万5000円
  • 町村：2025万2000円

全地方公共団体： 2130万9000円

2000万円をすべての地方公共団体で超えています。

2. 退職金「国家公務員」は平均いくらか

ここからは、国家公務員の定年退職金のデータも見ていきましょう。

国家公務員の平均退職金額は、内閣官房の「退職手当の支給状況（令和2年度退職者）」によると、以下の通りです。

常勤職員（定年）：2142万1000円

民間企業の場合、退職金がそもそもないこともあります。公務員の退職金事情は恵まれているかもしれません。