値上げラッシュが続く今日ですが、帝国データバンクが今年8月に実施したアンケートによると、実に企業の25.8%が、今年に入り2回以上の値上げを実施したという結果が出ました(有効回答企業数:824社)。
また、企業の約3割が今後1年以内に値上げを予定しており、特に10月~12月で値上げラッシュとなる見込みのようです(有効回答企業数:1401社)。
一方で、この30年間、日本の平均賃金は約400万円から変わっていないと言われています。
そんな中で物の値段だけがどんどん上がってしまうと、これまで以上に生活が苦しくなるのは目に見えています。
ちなみに、国税庁が公表した「令和2年(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は433万円になっています。
今回は年収400万円の「一般家庭」にスポットを当てて、リアルな平均貯蓄額について触れていきます。