2. 「おひとりさま」貯蓄ゼロにおびえる世帯は何割か
2.1 【世代別】単身世帯「金融資産保有額100万円未満」の割合
- 20歳代:28.3%
- 30歳代:19.9%
- 40歳代:15.2%
- 50歳代:10.4%
- 60歳代:9.1%
調査対象全体:17.2%
さきほどの「金融資産非保有世帯」と「金融資産100万円未満世帯」の割合を合算して整理しましょう。
2.2 【世代別】単身世帯「金融資産非保有」と「金融資産100万円未満」の割合
- 20歳代:71.5%
- 30歳代:51.0%
- 40歳代:50.7%
- 50歳代:51.4%
- 60歳代:38.5%
調査対象合計:53.4%
60歳代は多くの人が年金生活をスタートする時期ですが、その時点で単身世帯の4割弱が「貯蓄が100万円未満」である、ということになります。
この「貯蓄100万円未満」世帯の割合は、20歳代、30歳代の若い世代ではさらに高いですね。20歳代で7割を超えますが、社会に出てからまだ年数が浅いことなどを考えると、ある程度仕方ない部分でもありそうです。
ここまでの結果で、単身世帯の半数以上が「貯蓄100万円未満」に該当することが分かりました。次では、貯蓄と収入の関係にフォーカスします。