株式投資をする上で、配当金の動向や株主優待の内容を起点に買う株を選ぶ人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、実際に配当金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、株式投資のリターンを実感しやすいものです。

しかし、株式投資では「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。

今回はしまむら(8227)について、「1年前に100株を買った人の、本当のリターン」を振り返っていきます。

それではまず、配当金について見ていきましょう。

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しまむらの配当金のリターンはいくらか

しまむらの株式を1年前に買い、持ち続けたとすると、2022年2月期の中間配当と期末配当の計2回を受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

今回の検証では、以下のような想定となります。

  • 株式の取得日:2021年8月31日
  • 株式の取得価格:9700円(取得日の終値)
  • 2022年2月期・中間配当:110円
  • 2022年2月期・期末配当:130円
  • 100株ベースの配当金のリターン:2万4000円

それでは次に、株主優待のリターンを計算していきます。

しまむらの株主優待のリターンはいくらか

しまむらは毎年2月20日現在、100株以上所有の株主名簿記載の株主に、国内のしまむらグループで利用できる「株主お買物券」を提供しています。

100株の場合、2000円相当の買い物券となります。

そのため、優待のリターンは2000円とします。

しまむらの株式投資のトータル・リターンはいくらか

以上、配当金と株主優待のリターンについて振り返ってきました。

次に、株価変動によるリターンを計算します。

  • 株式の取得日:2021年8月31日
  • 株式の取得価格:9700円(取得日の終値)
  • 取得から1年後の日付:2022年8月31日
  • 1年後の株価の終値:1万2640円
  • 100株ベースの株価変動によるリターン:+29万4000円

そして最後に、トータル・リターンを計算します。

  • 配当金のリターン:2万4000円
  • 株主優待のリターン:2000円
  • 株価変動によるリターン:+29万4000円
  • トータル・リターン(金額ベース):+32万円
  • トータル・リターン(%ベース):+33.0%

リターンの計算は以上となります。

まとめにかえて

しまむらの株式の年間リターンは+33.0%となり、大きなプラスとなりました。

このようにリターンについて時間軸を設定し、要素を分解したうえで計算してみると、企業ごとに何がリターンに大きく影響を与えたのかがわかり、投資先を選ぶうえでの新たな視点につながります。

参考になれば、幸いです。

参考資料