車体がコンパクトで税金が安い軽自動車は、2021年の日本国内新車販売の4割近くを占める人気ジャンルです。そのため、ワンボックスカーやハッチバックといった実用的な車だけでなく、本格的なオフロードカーなど多種多様な車種が用意されています。
今回紹介するダイハツ ムーヴキャンバスは、同社の軽トールワゴンであるムーヴの兄弟車。ムーヴは、1995年に初代が登場し、長年に渡りスズキの軽トールワゴン「ワゴンR」のライバルとして知られています。
ムーヴがデザインと室内空間を両立し、老若男女に受け入れられるトールワゴンタイプの軽自動車であるのに対し、ムーヴキャンパスは自身のライフスタイルを楽しむ若年女性を対象に企画された軽トールワゴン。
2016年に初代モデルが登場し、丸みがある可愛いデザインのミニバス風デザインや、荷物の出し入れや人の乗り降りで便利な両側スライドドアを採用。
デザインと実用性を両立したことで、スズキからライバル車である「ワゴンRスマイル」が登場するほどの人気になりました。
今回はムーヴキャンバスについて解説していきます。