オリックスの株主優待のリターンはいくらか
オリックスは、毎年3月31日と9月30日現在の株主名簿に記載のある株主に下記の優待を提供しています。
株主カードによる優待(3月・9月)
宿泊・食事・野球観戦・水族館など、オリックスグループ提供の各種サービスが優待価格で利用可能
ふるさと優待(3月のみ)
※オリックス取引先の取扱商品が掲載されたカタログギフト
- 3年以上継続保有:Aコースカタログより1点(Bコースよりワンランク上)
- 3年未満保有:Bコースカタログより1点
優待価格でのサービス利用やカタログギフトの提供といった内容につき、明確な金額は定まらないですが、今回の検証では優待の経済価値を暫定的に3000円と想定します。
オリックスの株式投資のトータル・リターンはいくらか
以上、配当金と株主優待のリターンについて振り返ってきました。
次に、株価変動によるリターンを計算します。
- 株式の取得日:2021年8月10日
- 株式の取得価格:2006円(取得日の終値)
- 取得から1年後の日付:2022年8月10日
- 1年後の株価の終値:2227円
- 100株ベースの株価変動によるリターン:+2万2100円
そして最後に、トータル・リターンを計算します。
- 配当金のリターン:8560円
- 株主優待のリターン:3000円
- 株価変動によるリターン:+2万2100円
- トータル・リターン(金額ベース):+3万3660円
- トータル・リターン(%ベース):+16.8%
リターンの計算は以上となります。