オリックスの株主優待のリターンはいくらか
オリックスは、毎年3月31日と9月30日現在の株主名簿に記載のある株主に下記の優待を提供しています。
株主カードによる優待(3月・9月)
宿泊・食事・野球観戦・水族館など、オリックスグループ提供の各種サービスが優待価格で利用可能
ふるさと優待(3月のみ)
※オリックス取引先の取扱商品が掲載されたカタログギフト
- 3年以上継続保有:Aコースカタログより1点(Bコースよりワンランク上)
- 3年未満保有:Bコースカタログより1点
優待価格でのサービス利用やカタログギフトの提供といった内容につき、明確な金額は定まらないですが、今回の検証では優待の経済価値を暫定的に3000円と想定します。
オリックスの株式投資のトータル・リターンはいくらか
以上、配当金と株主優待のリターンについて振り返ってきました。
次に、株価変動によるリターンを計算します。
- 株式の取得日:2021年8月10日
- 株式の取得価格:2006円(取得日の終値)
- 取得から1年後の日付:2022年8月10日
- 1年後の株価の終値:2227円
- 100株ベースの株価変動によるリターン:+2万2100円
そして最後に、トータル・リターンを計算します。
- 配当金のリターン:8560円
- 株主優待のリターン:3000円
- 株価変動によるリターン:+2万2100円
- トータル・リターン(金額ベース):+3万3660円
- トータル・リターン(%ベース):+16.8%
リターンの計算は以上となります。
著者
2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信している。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆中。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。