NISA利用者の年収500万円未満が多いワケとは
余裕がなければできない印象の投資ですが、先ほどの結果をみえると余裕があるとは言い切れなくてもNISA制度を利用している方はいると考えられるでしょう。
とはいえ、国税庁によれば、日本の平均年収は433万円。
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」より、年収100万円以下~2500万円超の割合を確認しましょう。
日本で年収500万円以下は69.7%です。
7割は超えないまでも同水準のため、年収にかかわらず運用をする方も多いと思われます。
また、先ほどの日本証券業協会の資料によれば、一般NISAとつみたてNISAの口座数の年代別内訳は以下の通り。
一般NISAは比較的幅広い年代で利用されている一方で、つみたてNISAは20~40代で約7割を占めます。
つみたてNISAの利用者は若年層が多く、まだ年収が上がりきる前の方が多いことも関係していると考えられるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)