1. 厚生年金と国民年金の2階建てが基本!公的年金制度をおさらい
まず、日本の公的年金制度の基本を見ていきましょう。公的年金は国民年金と厚生年金の2階建て構造です。
1.1 1階部分:国民年金(基礎年金)
国民年金の対象は、学生、会社員、主婦、自営業者など、20歳から60歳までのすべての国民です。
保険料は一律で、将来の年金支給額は納付期間によって決まります。
1.2 2階部分:厚生年金
会社員や公務員など、国民年金第2号被保険者が加入する年金を厚生年金といいます。
将来の年金給付額は、支払った保険料と納付期間によって決まります。
年金受給額は、会社員や自営業者などで異なってきます。次で詳しく見ていきましょう。