3. 定年60歳代「老後」に向けた投資・資産運用
60歳代以降、自由な時間が増える期待から夢を膨らませる人もいれば、給与収入がなくなるもしくは大幅に減少することから不安に感じる方もいるでしょう。
長い老後生活に向けて大切なことは、「定年後のビジョンを具体的に描くこと」です。具体化するためには、家計、仕事、暮らし・趣味、住まいについて最初に考えましょう。
退職金、公的年金、老後の過ごし方、住まい、介護への備えなど老後に関連するお金のテーマは幅広いです。
まずは、定年後の収支計画を立て、いくら預貯金を準備するべきか「見える化」することで目標を明確にすることが重要です。
また、老後に向けた資産形成には、銀行の預貯金だけでなく、お金に働いてもらう資産運用を選択肢の一つとして増やしてみましょう。
資産運用というと、「リスクが怖い」「よく分からない」「どれを選んだら良いの」と思う方がいるかもしれません。
ですが、投資の基本である「長期・積立・分散」を理解することで、効率的な資産形成ができ、物価上昇によるインフレ対策にも繋がります。