働けないリスクに備える

70歳代の貯蓄と働くシニアの割合を確認してきました。

現代は定年延長や再雇用が進み、60歳以降も働く方は増えました。70歳以上でも一定の割合の方は労働しています。

今後も働くシニアはどんどん増えていくでしょう。

一方で、健康寿命は72〜75歳だとされています。貯蓄を切り崩すペースを緩やかにするためにも「労働」は有効ですが、いつまで働けるかは誰にもわかりません。

働けなくなるリスクにも備えることが必要になるでしょう。

例えば貯蓄であっても、ある程度を資産運用に振り分けておけば老後も運用を続けることができます。複利の効果を味方につけられれば、資産が減るペースをゆるやかにできるでしょう。

「資産寿命を延ばす」という考え方になります。