サポナリア

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サクラにそっくりなピンクや白の花が可憐なサポナリア。

葉を水に塗らして揉むと泡立つことから、「ソープワート」とも呼ばれています。ヨーロッパでは実際に洗濯などで使われていました。

耐暑性や耐寒性が高く強健な性質。日本で野生化している品種もあり、ナチュラルガーデンにピッタリです。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

タンジー

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黄色い丸ボタンのような花が集まって咲くタンジー。深い切れ込みが入る葉もキレイです。背丈が1メートルほど伸びるので、花壇の後方に植えるのがオススメ。

ショウノウに甘さをプラスしたような香りを放ち、ヨーロッパでは昔から虫除けとして利用されてきました。黄色い花は絹やウールの染色用にも使われています。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

比較的冷涼な地域を原産とする品種が多いハーブは、冬越しより夏越しが難しくなります。とくに近年の日本の夏は高温多湿で、まるで亜熱帯の夏のよう。ハーブにとっても過酷な環境といえます。

日よけや水やりを工夫しながらうまく夏越しして、秋には再びみずみずしいハーブガーデンを楽しみましょう。